シリアル通信でArduinoから送られてきたデータをTeraTermのログ機能でファイルに保存する方法をまとめた.
これまでシリアル通信データのファイル保存はPythonでスクリプトで行ってきたが,やはり既存のツールでやったほうが楽.
TeraTermの設定
Arduinoなどシリアル通信機器をつないだ状態で以下を行う.
1) TeraTermを開き,新しい接続でシリアル通信を選択.
2) 設定メニューから”シリアルポート”の項目を開き,スピード(ボーレート)を設定.
3)タイムスタンプが必要な場合,設定メニューにある”その他の設定”の項目を開き,タイムスタンプにチェックを入れる.
4) 設定メニューの”設定の保存”を選択して状態を保存.次回から保存した設定で接続が開始される.
記録と記録停止
1) 記録の開始
ファイルメニューの”ログ”を選択すると,ログの保存先などのダイアログが出る.ここで”保存”を選択するとロギングが始まる.
2) 記録の停止
ロギング中はファイルメニューの項目がログを中断,ログを終了に変化する.ログを中断はロギングを一時停止,ログを終了はロギングを終了する.
保存したファイルの内容は以下のようになっている.赤枠内がTeraTermにより追加されたタイムスタンプ,それ以外は受信データとなる.
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