2021年9月5日日曜日

スイッチングハブの分解(LSW6-GT-8NS, LSW4-GT-8NS)

 スイッチングハブをバッファローのLSW4-GT-8NSから同社のLSW6-GT-8NSに買い替えたので,新旧でどの程度中身に違いがあるか比較した.
 
 LSW6-GT-8NSは2019年発売で,これまで使っていたLSW4-GT-8NS(2009年発売)から2世代新しい製品である.
 仕様を確認すると,通信仕様はほとんど同じだがハードウェア仕様については以下のような違いがある.


 LSW6はLSW4よりも小型・軽量化しており,消費電力も提言されていることがわかる.以降の写真は上段がLSW6,下段がLSW4である.


 LSW6ではLINK/ACTのLEDが省略され,リンクスピードLEDに統合された.

 LANポートはLSW4では金属製だったが,LSW6ではプラスチック製に変更されている.

 次に,分解して内部構造を見てみる.
 以下はLSW4を分解したもので,中央の大きなヒートシンクがイーサネットスイッチICで,上の4つの黒い長方形がRJ-45トランスフォーマーという部品らしい.
 
 イーサネットスイッチICにはRealtekのRTL8370が使用されていた.
 
 また,左の黄色い基板は電源部となっている.



 LSW6の方も同様に分解した.LSW4と異なり,RJ-45トランスフォーマーの大きな部品がなく,ヒートシンクがかなり簡素になっている.ヒートシンクの方はICの微細化で消費電力が低くなったからなのだろうか.これから使っていく機器なので,さすがにヒートシンクを外してICの種類を確認することはしなかった.

 電源部も簡素化されており,高周波トランスがLSW4では2個あるものがLSW6では1個に減らされていた.








0 件のコメント:

コメントを投稿