11700Kをベンチマークして11600K,10700Kと軽く比較.
2021年11月にAlder Lakeが発売され,Locket Lakeは1年たたずにディスコンになるわけだが,Alder LakeのBig・Littleアーキテクチャのような大きな技術的変革の黎明期においては挙動が不安定なアプリケーションも出てくるため,そのあたりに不安を感じている層には選択肢に入るかもしれない.
今回,Cinebench R23のベンチマークを行い,以前行ったCore i5でのベンチマーク結果(その1,その2)に追加した.当時と若干環境が違うがベンチマークへの影響はないだろう.
検証環境
CPU:Core i7 11700K(8-core 16thread, TDP125W)
マザーボード:ASUS Z590-f gaming WIFI
CPUクーラー:Noctua NH-U12A
BIOS:1007
メモリ:DDR4 3600MHz, 16GB
電力設定
・PL2:240W
・LLC:Level2
・SVID behavior:typical
検証結果
以下のグラフはCinebenchR23の結果で,CPUの周波数をマルチでは凡例に書かれている値,シングルでは4.9GHzとしている.11700Kは前世代の10700Kに対して20パーセント程度スコアが高く,i5に対してもコア数相応の差をつけている.
また,マルチ実行時のCPUパッケージ消費電力は200Wを少し超える程度だった.なお,BIOSでLLCをLevel2に,SVID behaviorをtypicalにそれぞれ設定している.
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