2023年9月24日日曜日

デノンのUSB DAC DA-310USBを分解する

 7年ほど前に購入したデノンのDA-310USBが,ホワイトノイズが入ったりして調子悪くなったので新しいものを購入.ついでにDA-310USBを分解して中身を観察した.


DA-310USB外観


後ろの端子部

天板と底板のアルミ板はかなり分厚く,片側だけでも380gあった.

中身を取り出した状態.筐体のつくりはかなりしっかりしている.ドライバがスムーズに通るようにフレームに切り欠きがあったりと,組立性にも留意されている.


基板は2階建て.


2階と1階は基板で接続されている.

接続部の基板単体.チップ抵抗がたくさん付いている.


2階の基板の表側.右の大きなチップはInfineonのマイクロコントローラらしい.


裏側には大小のICチップが多数.とくに大きなものはALTERAのFPGAと,XMOSの何か(USB関連?)


1階は電解コンデンサが多く配置されている.



黒い電解コンデンサにはDENONの社名があった.緑のコンデンサはニチコンのオーディオ用に見えるが社名はなかった.

表示部の有機EL.7年も使っていたため,ドット抜けがかなり発生していた.


最後に,新しく購入したDACについて.

 今回購入したのはFOSTEXの HP-A3 mk2.今の用途では無印のHP-A3でもよかったのだが,生産終了で市場在庫だけだったので,せっかくだからmk2の方にした.

 壊れかけのDA-310USBで気になったホワイトノイズはなくなった.また,DA-310USBは電源投入時に筐体がかなり熱くなったのだが,HP-A3 mk2の方はは人肌よりも冷たい程度でかなり発熱が少ない.

 気になるのは寿命で,DA-310USBくらい長く使えるといいのだが.



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