クロックの差が小さいので容易に13600Kを14600K相当までOCできる.
1. 13600Kと14600Kの違い
2023年10月にインテルの第14世代CPURaptor Lake Refreshが発売された.一部のSKUを除きブーストクロックが微増した程度でほとんどリネームに近い.
今回使用する13600Kと14600Kの比較は以下の通りで,Pコアのブーストクロックが0.2GHz,Eコアが0.1GHzそれぞれ増加している.また,ここには載っていないがグラフィックス最大動的周波数も1.50GHzから1.55GHzへ微増している.Processor Base Power 125W,Maximum Turbo Power 181Wは据え置きとなっている.
Intel製品ページから引用
2. OC方法
インテル XTUで全コア動作時の動作倍率を変更する.下のようにPコアを51から53,Eコアを39から40へ上げる.そのほかの設定はBIOSデフォルトを使用する.
3. 結果
Cinebench R23のスコアをOC前(P51E49)とOC後(P53E40)で比較する.なおスコアは3回の平均値を使用している.
スコアはOCしたほうが4パーセント高くなり,Pコアの上昇分がそのままスコアに反映された形となった.
また,Cinebench中のパッケージ電力はOC前が155W,OC後は160Wとなり若干高くなった.
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